DJI Goggles(ゴーグル)は、ドローン搭載のカメラとリンクし、空撮映像をリアルタイムに見ることができるヘッドマウントです。
Gogglesの機能の1つに、ヘッドトラッキング*1 があります。
*1 ヘッドトラッキングとは
送信機のコントロールスティックのように、頭の動きで機体のヨーとカメラのチルトをコントロール (-90°、+30°)できます。
頭を左か右に回すことで、ドローンを左か右に旋回させることがきます。旋回を停止させるには、頭を真っすぐにしてください。
モーションコントロール・ジンバルモードでは、ヨーに影響をおよぼすことなく、ジンバルだけが動きます。
【DJI Gogglesを使用する際の注意点】
パターン1 ——————————————————
ドローン操縦者自身がGogglesを装着して屋外でドローン飛行を行う場合、航空法上の「目視による常時監視」が行えないため、航空局の許可承認の取得が必要となります。
パターン2 ——————————————————
ドローン操縦者以外の方がGogglesを使用する場合は、操縦者はモバイル端末を確認しながらの操縦ができず、目視のみの飛行になります。
→ 本来、モバイル端末を接続するために使用するUSBポートを、Gogglesを接続するために使用してしまうので、モバイル端末を繋ぐこと(画面上での映像確認)ができません。
対処方としては、HDMIモジュールが付いた送信機を用意し、HDMIとGogglesを接続する方法があります。
しかし、ヘッドトラッキングやインテリジェントフライトは使えず、ライブビューの確認のみになります。
以下に該当する機種の送信機は、パターン2(目視のみによる飛行)に該当しません。
・Mavic Pro(無線接続ができるので、USBポートを使う必要がないため)
・Phantom4 Pro Plus(モニターが付いているので、USBポートを使う必要がないため)
・Phantom4 Advanced Plus(モニターが付いているので、USBポートを使う必要がないため)